2019年7月9日 2:07 pm
スッキリしない天気が続いてますね。所長の牧です。
8月生まれの私は、早く太陽ギラギラの天気が待ち遠しいです。
見出しの
煙火講習会って何?
と思われた方がいますよね。
花火を打ち上げるためには、煙火講習を受講する義務があります。
毎年8月の第1土曜日に、岡崎花火が開催されます。
もともとは菅生神社が江戸時代から菅生祭として、川に鉾船を浮かべて
金魚花火や手筒花火を打ち上げ奉納することから始まりました。
70年くらい前から、岡崎市と共同開催になり、岡崎花火大会と鉾船
花火が同じ日に行われるようになりました。
我々氏子は、船の上から花火を打ち上げます。
乱玉です。
講習会では、花火の持ち方、火のつけ方、花火の管理方法などを
現役の花火師から指導を受けます。
花火師以外の人間が、花火を打ちあげるのは、ここ岡崎以外
聞いたことがないそうです。
手筒花火です。
花火大会の花火は、全て着火はコンピューター制御になっていて
人が直接、導火線に火を付けることはありません。
船からの花火はすべて、人がロウソクの神火からランスというものに
火を付けいて、いち、にい さん の号令のもと花火に着火します。
金魚花火です。
至近距離からの花火なので
、我々は細心の注意を払います。
鉾船花火は、法律的にはあり得ないものです。古い伝統文化であるが故、今の時代でも黙認されているものです。
我々はこの伝統文化を絶やすことなく、伝承する義務があります。
ですから、事故のないようにしっかり講習を受けています。