名古屋市名東区
牧会計事務所 所長の牧です。
今週一杯で子供たちの夏休みも終わりになります。
この年になっても夏休みが、
最後の一週間だと思うと悲しい気持ちになります。
逆に7月に子供たちが夏休みに入ると、
自分が休みでもないのにウキウキした気分になるのは不思議ですね。
私の子供たちは、もう30才近くなっているので、もちろん夏休みは関係ないですよ。
私は、小学生の頃から、最後の一週間が憂鬱でした。
宿題が終わっていないからです。
夏休みの最初の一週間で簡単な宿題はすべて終わらせるのです。
その後3週間は、いろんな言い訳をつけ全くやらないで過ごします。
だから、最後の一週間で重たい宿題の、読書感想文と自由研究が残ってしまうのです。
今から50年以上前の小学校1年生の時、
読書感想文の宿題が残っていて明日までの期限しかなかったと思います。
母親に無理やり、3匹の子豚の本を読まされ書かされました。
私は、たった1行だけ”3匹の子豚はかわいそうでした”と書いただけで寝てしまいました。
朝起きると、原稿用紙2枚びっしり、読書感想文が出来上がっていたのです。
私の字に似せて、母親が作成したのです。
これを提出せよと言われ、断ることも出来ず、学校に提出しました。
その作品が、なんと学校代表で岡崎市で表彰されることになったのです。
私は子供も心にも、
とんでもないことをしてしまったと思ったのです。
今ままで誰にも言えずにいましたが、
ここで懺悔の意味で半世紀ぶりに公表いたします。
当の母親はというと、飄々としていて、
自分の作品が認められて自慢気でした。
小学校1年生の作品としては立派だったのでしょうね。
喉元過ぎればではないですが、
おなじようなことが小学校5年生の時にもおこりました。
今度は自由研究です。
期限が2~3日くらいしかなかったとおもいます。
研究題材は、色々な場所の光に集まる虫にしました。
今から、色々な場所に行けるはずもはありません。
近くの十王公園に行って、そこだけで取れた虫を色々な場所に適当に振り分けたのです。
それでは足らないので、図鑑を見て適当に追加してまとめ上げました。
この作品が、学年代表となり学校で発表することになったのです。
あの時代は、男の子はみんな虫好きです。
行ってもないのにここで取れたなんて言うわけですから、
バレたらどうしょうかと冷や冷やしながら発表しました。
その場は、何とかバレずに終わりましたが、
毎年、夏の終わりになると思い出されます。
こちらも今ままで誰にも言えずにいましたが、
ここで懺悔のため公表いたします。
私の夏休みの苦い~思い出です。
以来、正直でいる事を大切にして生きてきました。
牧会計事務所も正直な営業をモットーにしております。