2019年12月16日 9:16 am

名古屋市名東区 牧会計事務所 近藤(女)です。

 

テレビや新聞では連日、高齢者による交通事故が報じられています。
運転者だけでなく 同乗者や歩行者まで巻き込んでの事故は
居たたまれない気持ちになります。

 

そんな中注目を集めているのが、後付け可能な
「アクセルとブレーキの踏み間違い防止装置」
です。

 

新車購入時にすでに装着されている車以外の

既存車に装着出来る装置です。

 

具体的には

ブレーキと間違えてアクセルを強く踏み込んで

しまった際に加速を抑えたり警告を発することで 

衝突被害の軽減を支援するものです。

 

 

高齢者の交通事故対策として、全国で

安全運転支援装置設置費補助制度がスタートしています。

東京都では2019年7月31日から購入と取り付け費用の9割を

補助する制度を開始しています。

 

 

愛知県では11月から豊橋市と春日井市がスタート
し、豊田市と刈谷市が12月よりスタートしました。

 

対象となるのは 市内在住で70歳以上の方ですが、
所得制限のある市もあり、補助金額も市によって
違います。

 

豊橋市は
装置の購入費用(工賃を除く)の3分の2の額
上限6万円

 

春日井市は
装置の購入及び設置に要する費用の2分の1の額
上限5万円

 

豊田市は
設置費総額(本体+部品+工賃)の9割
上限6万円

 

刈谷市は
装置の購入及び設置費用の9割
上限6万円

 

と、市によってさまざまですし

今後 補助金制度をスタートさせる市も増えて行く

と思われますので、お住まいの市のホームページなどで

確認して下さい。

 

 

名古屋市はといえば

先日開かれた名古屋市議会で提案され、来年度以降
費用の一部を補助する事を検討しているそうです。

 

 

 

 

このパンフレットを置いていた春日井市内の

自動車修理工場では、装置の購入と工賃の合計で

5万円程で設置出来るとの事でした。

 

 

高齢の親に運転免許の返納を勧めるのは気が重い話です。

 

「運転免許返納の話になると喧嘩になってしまう」

「でも、事故を起こしてしまったら取返しが付かない」

 

やはり本人が納得しないと、親も子も

しこりが残ってしまう事になり兼ねません。

 

そこでまず第一歩に この安全対策支援装置を

設置してもらっては如何でしょうか。

 

それでも安全運転が出来ないと判断すれば

もう一度 運転免許返納のお話を

してみては如何でしょうか。

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