名古屋市名東区 牧会計事務所の 近藤(女)です。
持続化給付金の申請が5月1日にスタートして
一か月近くが過ぎました。
持続化給付金の申請が今日現在で1,300,000件を超えた様です。
政府は、新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込んだ
事業者に支給する「持続化給付金」の給付対象者を新たに
広げることを発表しました。
持続化給付金はひと月の売り上げが前の年に比べて
50%以上減った中小企業や個人事業主が給付の対象です。
しかし創業したばかりの事業者は比較する昨年の
売り上げがないため、給付の対象外になっていて
支援を求める声があがっていました。
そこで、政府は、ことし3月までに創業した事業者についても
要件を満たしていれば、給付の対象になるように
変更するということです。
また、ピアノ教室の先生など 確定申告の際に、
主な収入を事業所得ではなく、雑所得や給与所得として
計上していて給付の対象外となっていた事業者も
事業の実態が確認できれば対象
になるとの事です。
申請受付は6月中旬に開始したいとしています。
当初 オンラインでの申請だけでしたが、サポート会場も
設置され予約をしていけば申請の仕方をサポートしてもらえる様です。
あの手この手の支援が進められています。
売上が激減している企業にとっては ありがたい制度です。
当てはまる企業や事業者はあきらめず申請して欲しいと思います。
売上を偽装しての申請は犯罪になりますのでご注意ください。
偽装といえば
先日ZOZO創業者の前澤友作氏が
5月10日母の日に 自身のツイッターで
新型コロナウイルスの影響を受けたシングルマザー&ファーザーの
ひとり親を支援する「前澤ひとり親応援基金」を創設したと
発表がありました。
応募者の中から抽選で1万人に10万円を配布するという事でした。
5月15日締め切りで なんと447,159人の応募があったそうです。
しかし、中にはひとり親を偽装し、証明書類を偽装してまで
10万円を受け取ろうとする人がいる。
と前澤さんは嘆いていました。
かと思えば、当選したにもかかわらず アンケートを見て
「私より大変に方々に私の10万円を渡して下さい」
との申し出があったともありました。
当選した人は価値のある使い方をしている事でしょう。
新型コロナウイルスの影響は色々な形で表れていると思います。
収入の面では影響のない方もあるでしょう。
しかし、学校が休校になって子供たちが家にいれば
光熱費は増えます。
昼食代も給食費より食費がかさむでしょう。
今まで必要のなかったマスクはこれからも
必需品になりそうです。
消毒液はとても高値で販売しています。
もちろん収入が減少してしまった方は
沢山いらっしゃると思います。
諦めず 支援の道を探って下さい。
大学生や専門学校生への支援も始まりました。
諦めないで
なんとか乗り越えて行きましょう。
一日も早い新型コロナウイルスの収束を祈っています。