コロナウィルスの影響で、様々な補助金・助成金が出ております。
名古屋市名東区、牧会計事務所の佐藤です。
今回は表題の小規模事業者持続化補助金についてご紹介いたします。
50万円上限の補助を受ける事が出来ます。
https://r1.jizokukahojokin.info/
流れとしては、
①所定の資料を作成する
②管轄の商工会議所で添削を受ける(商工会の会員でなくとも大丈夫との事です)
③提出
※公募制になっており、下記の締切日が設けられております。
第3回受付締切: 2020年10月 2日(金)[郵送:締切日当日消印有効]
第4回受付締切: 2021年 2月 5日(金)[郵送:締切日当日消印有効]
④採択結果通知(商工会に問い合わせてみると、応募者の8~9割程が通るとの事です)
⑤当該事業(取り組み)開始 となっております。
<一般型>
〇対象者
「小規模事業者」及び、一定の要件を満たした特定非営利活動法人
小規模事業者の定義
業種 | 人数 |
商業・サービス業(宿泊・娯楽業除く) | 常時使用する従業員の数 5人以下 |
サービス業のうち宿泊業・娯楽業 | 常時使用する従業員の数 20人以下 |
製造業その他 | 常時使用する従業員の数 20人以下 |
〇対象となる事業
策定した「経営計画」に基づき、商工会議所の支援を受けながら実施する、地道な販路開拓等(生産性向上)のための取組であること。
あるいは、販路開拓等の取組とあわせて行う業務効率化(生産性向上)のための取組であること。
〇補助金額
持続的な経営に向けた経営計画に基づく、小規模事業者等の地道な販路開拓等の取組や業務効率化の取組を支援するため、原則50万円を上限に補助(2/3)が受けられます。
具体的な事業(取り組み)を挙げますと、下記のようになります。
・新商品を陳列するための棚の購入 ・・・ 【①機械装置等費】
・新たな販促用チラシの作成、送付 ・・・ 【②広報費】
・新たな販促用PR(マスコミ媒体での広告、ウェブサイトでの広告) ・・・ 【②広報費】
・新たな販促品の調達、配布 ・・・ 【②広報費】
・ネット販売システムの構築 ・・・ 【②広報費】
・国内外の展示会、見本市への出展、商談会への参加 ・・・ 【③展示会出展費】
・新商品の開発 ・・・ 【⑤開発費】
・新商品の開発にあたって必要な図書の購入 ・・・ 【⑥資料購入費】
・新たな販促用チラシのポスティング ・・・ 【⑦雑役務費】等
・国内外での商品PRイベント会場借上 ・・・ 【⑧借料】
・ブランディングの専門家から新商品開発に向けた指導、助言 ・・・ 【⑨専門家謝金】
・新商品開発に伴う成分分析の依頼 ・・・ 【⑫委託費】
・店舗改装(小売店の陳列レイアウト改良、飲食店の店舗改修を含む。) ・・・ 【⑬外注費】
例えばチラシを75万円分作成すると、50万円給付が受けれるという
また、IT化の推進等も補助の対象となるようです。
<事業再開枠>
対象者等要件は基本的に上記と同じですが、
ガイドラインに基づいた感染拡大予防のために行う感染防止対策の取組であることが補助の対象となります。
補助対象の取り組みとして以下のものが挙げられておりました。
・消毒設備(除菌剤の噴霧装置、オゾン発生装置、紫外線照射機等)の購入、消毒作業の外注、消毒液・アルコール液の購入
・マスク・ゴーグル・フェイスシールド・ヘアネットの購入
・清掃作業の外注、手袋・ゴミ袋・石けん・洗浄剤・漂白剤の購入
・アクリル板・透明ビニールシート・防護スクリーン・フロアマーカーの購入、施工
・換気設備(換気扇、空気清浄機等)の購入、施工
・クリーニングの外注、トイレ用ペーパータオル・使い捨てアメニティ用品の購入、従業員指導等のための専門家活用、体温計・サーモカメラ・キーレスシステム・インターホン・コイントレー
・携帯型アルコール検知器の購入
・ポスター、チラシの外注
・印刷費(従業員又は顧客に感染防止を呼びかけるものに限る)
このように、補助対象となるものは多岐に及びます。
ご興味のある方は申し込んでみてはいかがでしょうか。