2020年7月30日 10:24 am

梅雨はいつ明けるのでしょうか?

天気の16日予想を毎日見ていますが、見るたびに晴れの日マークが下にスライドしていきます。つまり晴れの日が一日づつ遅れていきます。今日(7月28日)、見てみると8月2日から晴れに変わっています。先週の予想では、今日から晴れに変わっていたのに・・・

 

カラっとした空が見てみたいです。

 

名東区 牧会計事務所 所長の牧です。

 

国税庁は7月1日、令和2年分の路線価等を公表しました。

 

都道府県庁所在地の最高路線価の対前年変動率は、38都市で上昇、8都市で横ばい、1都市のみ下落しています。

 

 

路線価等は毎年1月1日時点の評価です。しかし今年は新型コロナウイルス感染症の影響などで経済状況が不透明なので、今後広範囲な地域で大幅な地価下落が確認された場合には、減額補正などが行われる可能性があります。相続等の申告をする場合には、減額補正がないかどうかを確認する必要があります。

 

 

ところで、全国の最高路線価は、東京都中央区銀座5丁目銀座中央通り(鳩居堂前等)で、1㎡が4,592万円でした。なんと1坪1億5200万円です。この鳩居堂前は35年連続で全国最高地点となっています。

 

名古屋は中村区名駅1丁目 名駅通りで1㎡1,248万円、1坪4,125万円でした。とても東京の銀座中央通りには及びませんが、昨年からの上昇率は13%で、上昇率では銀座中央通りより上回りました。

 

対前年の上昇率の最高は、沖縄県那覇市の久茂地3丁目国際通りで前年より40.8%も上昇しました。沖縄が土地バブルだと言われていますが、その通りですね。

 

大阪 北区角田町 御堂筋と横浜 西区南幸1丁目横浜駅西口バスターミナル前通りの2か所も前年から30%以上の上昇でした。

 

唯一下落したのは、水戸市水戸駅北口ロータリー。ここは昨年まで26年連続して下落していました。昨年下落が止まりましたが、今年は前年より2.2%下回りました。この場所は駅前の商業地域ですが、郊外の大規模商業施設や水戸駅南口への顧客の流出が原因で下落していると見られています。

 

 

名古屋は商業圏の土地の値上がりが続いていました。しかし、この新型コロナウイルス感染症の影響で在宅勤務、テレワークなどにより仕事の仕組みが変わっていくとオフィスが不要になる可能性があります。

 オフィスの空室率が高くなれば、駅に近い場所でも土地価格は反転して値下がりするでしょう。

 

今年の土地価格は大きく変動する可能性があるので、土地の評価を算出するときは注意が必要です。

 

 

 

 

 

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