令和2年10月になりました。昨日(10月1日)は、中秋の名月でした。皆様、きれいな月をご覧いただけましたでしょうか。
日中は暑いですが、朝晩は過ごしやすくなりました。寒暖の差があるので風邪に気を付けたいです。
おはようございます。名古屋市名東区 牧会計 中山です。
10月から暮らしに影響する税金の変更などがありました。
ビールや日本酒の税金が安くなり、第三のビール、ワインやたばこの税金は高くなりました。
また、NHKの受信料値下げや新型コロナ対策としてGo To トラベルの対象に東京発着の旅行が追加されました。
家計の負担が減ったり増えたり様々です。
令和2年(2020年)10月といえば、
そう、国勢調査の年です。調査の期日は令和2年10月1日現在です。
インターネットの回答は9月14日(月)から10月7日(水)まで、郵送での提出は10月1日(木)から10月7日(水)までです。
皆様、回答はお済みでしょうか。
国勢調査は日本国の重要な統計調査です。
国勢調査は、令和2年(2020年)で開始から100年になるそうです。第1回は大正9年(1920年)に行われました。
大正9年の国勢調査による人口は、5596万3053人。大正9年から平成22年までの国勢調査では人口増加していました。
しかし前回(平成27年)国勢調査による10月1日現在の人口は、1億2709万4745人であり、初めての人口減少となりました。平成22年と比べると約96万人減少しています。
人口ピラミッドで年齢構成の変化をみると、大正9年は低年齢の人口が多く裾野の広い、三角形のような形をしていました。平成27年はベビーブームの出生数の増加とその後の出生数の減少をうけて、花瓶のような形になっています。少子高齢化社会を表しているそうです。
国勢調査の結果は、国や地方公共団体の行政を効率的におこなうため、また住みよい街づくり、防災対策、災害対策、福祉など将来に向けた計画に利用されるほか、学術研究や企業等にも幅広く利用される重要なものです。
国勢調査は統計法という法律に基づいて、日本に住んでいるすべての人・世帯を対象として実施されています。統計法では、調査対象者に調査項目を回答していただく義務(報告義務)が定められています。(統計法第13条)
国勢調査は回答の義務がある大切な調査です。
回答の義務はありますが、国勢調査をよそおった詐欺や不審な調査にご注意ください。