2021年1月5日 7:15 pm

新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

 

 

 

牧会計事務所 所長の牧です。

 

今年ほど静かなお正月を迎えたことは過去になかったかも知れません。新型コロナウィルス感染症の影響で帰省を見送った方も多かったと思います。

 

 

最近、ますます感染者が膨大に数になってきました。今週中にも非常事態宣言が発令されそうです。今年の年初はどうなってしまうのでしょうか?経済が混乱しないか大変心配です。でも死者や重症の増加を止めることがやはり最優先です。早く落ち着いて、普通の安定した生活が送りたいものです。

 

 

私は、毎年、年末年始はゴルフ以外で外に出ることもなく家でゆっくり過ごします。もともと人混みが嫌いなので、年末年始はどこにも行きませんからコロナの影響はあまり関係はありませんでした。

 

ですから、家で毎年、同級生がやっている和食料理店、天木のおせちを食べます。大将の手作りでほとんど既製品を使っていないそうです。

 

 

今年は長男が帰省をしなかったので、母と妻と次男の4人で1日半ですべて食べてしまいました。毎年のことながら、いつもおいしく頂いています。大将が言うには、今年はコロナの影響で、帰省をしない家族が増えたため、おせちの数は変わらないけれど3段重から2段重への変更が多かったそうです。

 

 

さて、税務では令和3年度税制改正大綱の決定に向けて議論が大詰めになっています。やはり、新型コロナウィルス感染症に対する緊急に必要な税制上の措置がメインで講じられています。

 

また、令和3年3月31日で期限切れとなる、中小企業者等の法人税率の800万円まで15%の特例は現在の経済情勢から延長されそうです。また、特別償却や税額控除が受けられる中小企業投資促進税制なども延長されそうです。

 

しかし一方で、年末のローン残高の1%を所得税から控除できる【住宅ローン控除】については見直されそうです。それは、毎年の住宅ローン控除額が住宅ローン利息を上回っていることがあるからです。

次のように改正される可能性があります。①控除率は住宅ローン残高の1%とするが、控除額は支払利息を上限とする。②控除率を1%から引き下げる。

また、一定金額の住宅取得等資金の贈与の非課税枠1500万円を据え置く場合に、合計所得金額2000万円以下の所得要件を付けることも検討されています。

 

税制改正が発令されましたら、随時報告させていただきます。

 

新型コロナウィルス感染症で大変な2021年のスタートですが、負けずに頑張っていきます。

 

今年もよろしくお願いします。

 

 

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