2021年2月19日 9:00 am

寒暖の差が大きい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。昨日(2月18日)は名古屋市内では、日中雪が舞いました。

おはようございます。名古屋市名東区 牧会計の中山です。

昨年は、新型コロナウイルス感染症の対応で大変な一年でした。令和3年になりましたが、1月14日から愛知県全域に緊急事態宣言が発出され、3月7日まで継続中です。一日も早く、宣言が解除され、日常を取り戻して行くことができるよう、感染防止対策の実施に協力していきたいと思っています。

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の会長や内閣の五輪大臣の人事がようやく落ち着きそうです。安全最優先の大会実現を目指して全力を尽くして欲しいと願っています。

お正月気分の抜けないまま、1月があっという間に過ぎてしまい、2月になりました。

令和2年分 所得税の確定申告申告期間が2月16日火曜日より始まりました。期限内の申告をお願いいたします。

 

日本国憲法第30条 国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負う。

 

国家は、国民の税金によって活動しています。そして税金は、歴史のなかでその形を変えてきました。

今から、約1,300年ほど前は、祖(農民に課税され、収穫物が税金だったらしいです)・庸(都での労働)・調(布、絹などの特産品を納めるらしい)という税の仕組みができました。

室町時代から江戸時代では、税を納める主役は、農業をしている方たちの田や畑にかけられる年貢でした。米などを納めたそうです。街道に関所を設け関銭(通行料)を徴収したり、商工業者に対しても様々な名前(矢銭、運上金、冥加金など)で税を徴収しました。年貢は収穫の良い年、悪い年によってあつめられる量がばらばらであるため、国の歳入の安定が図りづらいものらいしかったそうです。

明治時代、収穫量に関係のない、安定的な国の運営ができるように税の仕組みを大きく変えました。所有している土地の評価額に対して税金を納めたり、所得税や法人税の仕組みがができあがりました。

平成時代、消費税が導入されました。「祖・庸・調」の約1,300年前の税と比べると、まだまだ、若い税の仕組みです。

そして令和へ、経済活動は広域的にかつ目まぐるしい速さで変化する時代です。消費税率等が10%になりました。

時代によって、税の仕組みもどんどん変わっていくことと思われます。変化に対応していく備えを怠らないよう努めて参ります。

 

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