2021年3月22日 9:00 am

名古屋市名東区、牧会計事務所の佐藤です。

 

表題の通り、顧客様の一時支援金申込をサポートしました。

 

今回は一時支援金の概要と申込み方法をお伝えいたします。

結論から言いますと、

商工会に未加入の方、信用金庫の口座がない方は非常に手間がかかります。

※令和3年3月15日時点

3/22現在は状況が少し改善しているようです。

 

一時支援金の申し込みは下記URLからアクセスします。

https://ichijishienkin.go.jp/

 

<一時支援金概要>

 

【給付額】

個人事業主最大30万円

法人最大60万円

 

【対象者】

2021年1~3月いずれか単月の売上高が2019年比または2020年同月比半分以下に減少している事

かつ

飲食店の時間短縮営業、または外出自粛の影響を受けている事

 

【必要書類】

申請に必要な資料はおおむね持続化給付金と同様

・宣誓書 https://ichijishienkin.go.jp/assets/files/sensei_doui.pdf

・通帳

・本人確認証(法人は履歴事項全部証明書)

・2019.2020年分の確定申告書(収受印等必要)

・売上台帳

・取引先情報一覧

 

このようになっております。持続化給付金の申請と異なり、取引先情報一覧の資料提出が追加されています。

 

申請の流れは下記のようになります。

 

①申請に必要な書類/情報を準備する。

②一時支援金ホームページで「仮登録(申請ID発番)する」ボタンを押して、マイページから仮登録を行い申請IDを発番する。

③登録確認機関で事前確認を受ける

④マイページより、必要事項の入力と画像の貼り付けを行い申請する。

 

この中で手間がかかるのは断然③の「登録確認機関で事前確認を受ける」でしょう。

 

下記URLから、居住地の登録確認機関に電話等で申し込みをし、電話もしくはZOOMなどで審査を受けます。

https://reservation.ichijishienkin.go.jp/third-organ-search/search?prefName=%E6%84%9B%E7%9F%A5%E7%9C%8C&cityName=%E5%90%8D%E5%8F%A4%E5%B1%8B%E5%B8%82&page=1

※審査は無料です。

 

商工会に加盟済もしくは信用金庫に口座があれば、いずれかの機関で円滑に審査を受けることが出来るため、あまり時間はかかりません。

問題は両者と繋がりがない場合です。

 

その場合、上記サイトに登録されている民間のコンサル企業や会計事務所に片っ端から申し込まなければいけません。

私が担当した顧客の場合、名古屋市内の民間業者には全て「忙しい」という理由で断られました。

結局、関東の業者にZOOMでの面談を取り付け、無事申請することが出来ましたが、非常に手間がかかりました。

 

一時支援金の申し込みは5/31までです。

 

対象者は申し込みのお忘れが無いよう、早めの行動をお勧めします。

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