新型コロナウイルス対策で、令和2年4月に初めての緊急事態宣言が発出されてから1年が過ぎました。変異ウイルスの流行もあり、なかなか収束の見通しが立ちません。ワクチン接種などにより感染拡大がおさまる方向に向かうとよいと思います。
聖火リレーが、日本各地で行われています。(愛知県は4月5日、6日に行われました)2020年東京オリンピックパラリンピックの開催が目前にせまっています。無事に大会が行われることを願っています。
おはようございます。名古屋市名東区牧会計 中山です。
平成25年10月1日から令和3年3月31日までの間、税抜での表示を一定の条件下で認める特別措置法の効力がなくなったため、令和3年4月から消費税の「総額表示」が義務付けとなりました。消費者に対して商品の販売などを行う場合、品物の価格を表示するときには支払総額である消費税込の全額を明瞭に表示することとなりました。
例えば、標準税率10%が適用されているとき、100円の品物であれば、
110円
110円(税込)
110円(税抜価格100円)
110円(うち消費税等10円)
110円(税抜価格100円、消費税額等10円)
となります。
100円+税
100円(税抜)
などの表示ができなくなりました。
4月になってから買い物に行きました。軽減税率8%対象の品物を3本まとめて買いました。値札は、100円(税抜価格93円)と書いてあります。支払時にレジの表示を見ると301円となっていました。レシートを見ると
93✖3=279
消費税等 22(軽⑧)
合計 301円
と記載してありました。100円✖3本で300円になるのかと思っていたら違っていました。同じ商品を1本だけ買い、レシートを見ると
93✖1= 93
消費税等 7(軽⑧)
合計 100円
と記載してありました。
別の店舗に行き、値札に、100円(税抜価格93円)と書いてある軽減税率8%対象の品物を3本まとめて買いました。支払は300円でした。レシートは、
100✖3=300
合計 300円
(うち消費税等 22円 軽⑧)と記載してありました。
1本のみ買ったときのレシートは、
100✖1=100
合計 100円
(うち消費税等 7円 軽⑧)でした。
同じ商品、同じ表示価格のものをまとめて買う場合は、購入するお店によって「税抜」「税込」のどちらから計算を始めるかによって支払額の端数が変わります。
買物の時はお気を付けください。