新型コロナウィルス感染症の感染者の数が増え続けています。非常事態宣言をしたにもかかわらず減少の兆しが見えません。特に大阪では、感染者の数が過去最高を更新しています。今がピークでこれから減少していくのでしょうか?それともまだ増えづづけるのでしょうか?
早くワクチン接種をして、感染者の数を減らして欲しい。そう願うばかりです。
牧会計事務所 所長の牧です。
国税庁は、令和2年分の路線価等(同年1月1日時点の時価の80%)について、新型コロナウィルス感染症の影響で、同年1月1日時点と比べ時価が20%超下落し路線価等が時価を上回る状況になれば、その補正を検討するとしていました。
同年1月~6月分の相続・贈与については、路線価等の補正はしないこととされていましたが、同年7月から9月分については、大阪市中央区の「心斎橋筋2丁目」、「宗右衛門町」、「道頓堀1丁目」の3地域で補正がされました。
さらに今回、同年10月~12月分においても路線価の補正が決まりました。
大阪市中央区は新型コロナウィルス感染症の影響で補正対象地域が拡大しています。
補正対象地域では以下のように路線価の算定をします。
令和2年路線価=R2.1.1時点の路線価×地価変動補正率
地価変動補正率
道頓堀1丁目 0.90
宗右衛門町 心斎橋筋2丁目 0.91
千日前1丁目 難波1丁目 0.92
難波3丁目 難波千日前他 0.93
道頓堀2丁目 0.95
日本橋1丁目 2丁目 0.96
南船場3丁目 0.97
心斎橋筋1丁目 0.98
全国では、東京の歌舞伎町、浅草、銀座や有楽町、熊本の人吉市、沖縄の恩納村など、地価が10%以上下落した地域は複数ありましたが、20%以上下落して補正対象になったのは大阪市中央区のみでした。
大阪市中央区の下落が著しい。中央区は新型コロナウィルスの前はインバウンドで外国人観光客で溢れかえっていました。どこの店舗も夜遅くまで満員状態でした。今は、外国人観光客はほとんどいません。まともに影響を受けてしまいました。地価の下落は、道頓堀1丁目では最高の28%下落しています。
早く新型コロナウィルスが終息して、もとの活気ある大阪に戻ってもらいたい。