牧会計事務所 所長の牧です。
前にもお話をしたことがありますが、私は、少額ですがビットコインの投資をしています。初めて買ったのは2016年12月でした。ビットコインの流出事件があり、その後何年かは下落し続けていましたが上昇をし始めた時でした。ですから1ビットコインがまだ10万円くらいでした。
ビットコインの存在が徐々に大きくなりつつ時で、まだその価値は未知数で怪しいものと言われていました。
私は、なんにでもまず自分で確かめてみなければ、そのものの善し悪しが分からないという性格なので、色々なものに少しづつ手を出して来ました。ビットコインも同じ感覚でどんなもんであろうかと思って買ったのでした。
2017年は仮想通貨元年と呼ばれ、テレビのニュースなどでも報道されることが多々あったため、記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。
1月に10万円台で取引が開始されたビットコイン(BTC)は、8月に50万円台に、11月に100万円台に到達し、12月8日には当時のビットコイン(BTC)史上最高値となる2,332,385円を記録しました。その後、ビットコイン(BTC)の価格は下落し、2017年の終値は166万円台となりました。
2018年のビットコイン(BTC)価格は、2017年の上昇相場から一転して、1年間を通して下落が続きました。
1月に166万円台で取引が開始されたビットコイン(BTC)の価格は、1月5日に再び200万円台に達しましたが、月末にかけて大幅に下落し、1月末時点で107万円台となりました。その後も一時的な上昇はあったものの12月にかけて下落し、12月15日には2018年の最安値となる350,853円を記録しました。
2020年の年末からビットコインは激しく上り始まりました。1月に400万円になるとひと月に100万円づつ上がり続け、4月にはとうとう700万円を超えました。こうなると上がり続けるか、何かの要因で潮目が変わり暴落するかどちらかです。
やはり暴落が始まりました。
中国は銀行や決済会社が仮想通貨取引に関連するサービスを提供することを禁止しました。また、投資家に対して投機的な仮想通貨取引を禁止すると警告しました。
さらに、米電気自動車(EV)メーカーのテスラのイーロン・マスクCEOがビットコイン決済を停止すると発言したため売りが進みました。
ビットコインは何かの外的要因で大きな影響を受けます。そのたびに乱高下を繰り返します。今回も別に不思議なことではありません。その度に、仮想通貨の存在意義が論じられて否定的な意見が多くなると、また上昇をしていくのです。
6月2日現在のビットコインは429万円です。
この先、ビットコインはどのように推移するのでしょうか?全く分かりません。