新型コロナウイルスの感染者数が激増しています。いつ、誰が感染しても不思議ではありません。どうなってしまうのでしょうか?非常事態宣言だけでは感染者の数を抑えることは無理なような気がします。今までとは違った別の対策が必要なのでしょう。
牧会計事務所 所長の牧です。
オリンピックが閉幕しました。日本は、金27個、銀14個、銅17個合計58個獲得して過去最高になりました。リオ五輪の41個より大幅に増やし、金メダルの数はアメリカの39個、中国の38個に次いで第3位になりました。
自国開催ですから、メダルの数は増えるのは当たり前ですが、”日本のレベルもかなり上がったなあ”と思うスポーツがありました。
最後までアメリカを苦しめて銀メダルを取った女子のバスケットボールは、その典型ではないでしょうか?平均身長差では、他国に比べ10センチ以上も低い日本は、攻撃的な切り込みと正確な3ポイントシュートで圧倒しました。最後までボールに食らいつきリバウンドを拾う粘り強さは、どの国よりもあったと思います。絶対王者アメリカとの差は確実に縮まったような気がします。いつの日かアメリカを倒す日が来ることを期待しています。
国技スポーツの空手組手の結果は大変残念でした。私も学生時代に空手をしていましたので少ないテレビ放送でしたが、空手の試合を観て応援をしました。外国選手の攻撃力と柔軟な蹴りのスピードは日本人選手を圧倒しました。外国選手の方がはるかにレベルが高い感じがしました。
これは、世界の空手競技人口の多さだと思います。はっきりとした数字ではありませんが、全世界の空手人口は、7000万人程度と言われています。野球の競技人口が3500万人、柔道は130万人程度ですから、いかに空手競技人口が多いことが分かります。
日本の空手競技人口は、全日本空手道連盟に登録している人数が30~40万人と言われています。しかし、空手の組織は柔道のようにひとつにまとまっているわけではなく、各地にさまざまな流派が存在します。いろいろな流派を合計すると約110万人くらいになるようです。
この数字をみると日本の組手が外国人選手に勝てないのが分かります。もし、これからオリンピックで空手競技が正式種目になれば、日本もひとつにまとまって、本腰を入れて競技人口の拡大を図り、国技の復活を目指すのではないでしょうか?その日が来ることを願っています。
さて閉会式、大竹しのぶさんが子供と歌う演出には驚きました。うん~まあ~良かった?のではないでしょうかね。
次回開催はパリです。その引継ぎ動画に、今回のメダリストがもう出演していたのには驚きました。パリの観光名所も案内してくれています。競技もベルサイユ宮殿、コンコルド広場、エッフェル塔で行われるそうです。楽しそうなオリンピックになりそうです。3年後には新型コロナウイルス感染症が終息して、観客と一体となり、より盛り上がる開催になることを願っています。
まだまだパラリンピックが行われます。日本人選手の活躍に期待しています。