2021年8月20日 4:56 pm

こんにちは。

牧会計のお局事務員です★

あっと言う間に8月のお盆休みも過ぎてしまいましたが、どのようなお盆休みをお過ごしになられましたか?

 

今年のお盆休みは「コロナ」だけでなく、全国的に大雨が続き、甚大な土砂災害や浸水被害で大変だった方も多かったと思います。

お局の住んでいる場所はそのような被害はありませんでしたが、雨だった事もあって自宅で大人しく?リビングの壁にファブリックレンガを貼って過ごしていました。(想像するとちょっと怖い絵ずらになるかもしれませんが・・・)

1日だけは友人と前からチケットを取っていた吉本新喜劇の地方公演?を名古屋御園座で観てきました。

さすが吉本!メチャ面白くて、公演の間ずっと笑っていました☆彡

もしコロナ感染者が出た時の為に氏名や連絡先を書く紙が事前に配られていて、何かあれば連絡を取り合える対策をなされたうえでの公演でした。

 

そんなこんなのお盆休みでしたが、お局は亡くなった父母の仏壇のお世話をしていて、お盆になるとほおずきを仏壇に供えます。「ほおずきの花は亡くなった人が家に帰る時に道に迷わないように照らしてくれる提灯の代わり」と聞いた事がありました。

 

そこで、昔からある「お盆」という行事はいつから、どんな形で始まったの?と興味が湧いたので少し調べてみました。

 

お盆はもとはお釈迦様の教えとその弟子の母親を救う話から始まった行事のようです。日本では推古天皇の14年(西暦606年)に、はじめてお盆の行事が行われたと伝えられていて、推古天皇(西暦606年)十四年七月十五日斎会を設けたのが初めてとされ、斎明天皇(657年)三年七月十五日に飛鳥寺で盂蘭盆会が催されたとあるようです。

江戸時代以前のお盆行事は武家、貴族、僧侶、宮廷の上層階級で主に催されていましたが、お盆の行事が一般庶民に広まったのは江戸時代でした。江戸時代に入ると庶民の間にも仏壇やお盆行事が普及し、仏壇や提灯などに必要なローソク(従来は油)が大量生産によって一般庶民にも安価に入手できるようになった事で広まったようです。

江戸の時代にはお正月とお盆には奉公人が休みをとって実家に帰ることが許されていた時期で、これを「藪入り(やぶいり)」と言いて、当時は職人や商人などになるために、13・14歳の子供の頃から師匠や商家を選んで丁稚奉公にでていました。そうした奉公人たちには、ほとんど休みが無く、お盆やお正月など実家に帰ることが出来た「藪入り」を楽しみにしていたようです。
そこからお盆には嫁いだ娘が実家に帰って休息をとる習慣があって、こちらも当時は「藪入り」と言っていたそうです。

お盆にはご夫婦やご家族で「一緒に奥さんの実家に帰る」行事?もここから始まったのですね☆

始まりは7月、つまり旧暦(太陰暦)7月15日の「中元節(ちゅうげんせつ)」の日に祝われていて、中国から伝わり、「お中元」の由来ともなった道教の行事のひとつだそうです。

今では新暦の迎え火の8月13日から送り火の8月16日をお盆と言っている地域が多いようですが、沖縄などは今でも旧暦(太陰暦)でお盆を迎える地域もあるようです。

へぇ。。。そうなんだぁ。。。お盆とお中元が最初は一緒だった事を始めて知りました。

普通に生活している中で、普通に根付いている行事にも知らない事は沢山あるんだと言う事を学ぶ事が出来たお盆休みとなりました💛

 

 

 

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