パラリンピックは無事に閉会しました。選手たちの頑張りに勇気づけられました。オリンピックの華やかさ、パラリンピックの懸命さどちらも感動しました。どちらも大変良い大会だったと思います。
牧会計事務所 所長の牧です。
そのパラリンピックの開催中に、総裁選で再選を目指すとみられていた菅総理大臣が、まさかの不出馬を決定しました。どのような思惑があったのでしょうか?
新型コロナウイルス対策に専念したい。「コロナ対策と選挙活動を考えた時に莫大なエネルギーが必要。そういう中でやはり両立はできない。どちらかに選択すべきだ」と話したそうです。
一方で、来月には衆議院選挙がある中で、菅内閣はいろいろと頑張っていましたが、政権支持率は下降一直線です。一部の調査では自公が過半数割れするかもしれないという報道も出ていて、そうなると国会議員は自分の生き死にに関わってきます。一方で、自民党の支持率は落ちていないので、頭をすり替えれば自民党は勝利すると考えたのでしょうか?
派閥なし、世襲なしの気概だけで、総理まで駆け上がった菅総理にはもう少し頑張って欲しかったと思います。
お疲れ様でした。
さて、次期総理は誰になるのでしょうか?
誰が総理大臣にふさわしいかとの調査によると、河野太郎行政改革担当相が31.9%でトップでした。石破茂元幹事長26.6%、岸田文雄前政調会長18.8%が続いているようです。4位以下は野田聖子幹事長代行4.4%、高市早苗前総務相4.0%、茂木敏充外相1.2%、下村博文政調会長0.6%の順となりました。
前回、安部総理が退陣したときに、だれが総理になって欲しいかと私見を述べさせていただきました。今回も勝手に述べさせていただきます。
テレビ映えビジュアル的
石破氏はダントツに劣ります。石破氏の論法は的を射ていて説明も分かり易いのですが、あの口調とビジュアルに耐えられない人も多い思います。岸田氏は、インテリで頭脳明晰の印象が強すぎて、人を見下すような冷たい感じがします。河野氏は素朴な感じの好印象です。
スキャンダル度
今は、芸能界をはじめスキャンダルには相当敏感ですから、だれもその点は気をつけると思います。河野氏は問題を起こしにくいような感じがします。岸田氏は突然切れそうな感じがします。石破氏は、実際はスキャンダルとは無縁だと思いますが、あの目で見つめられるとスキャンダルを引き起こしそうに感じてしまいます。
各国のトップと渡り合えるか
河野氏はお人好しさに付け入られるそうな気がします。体格的や威圧度では石破氏でしょう。ビジュアル的にも各国のトップには負けません。中国の習近平国家主席とも対等に渡りあえそうです。岸田氏もクールさで物事を交わしそうな感じがします。
さて誰が総理になるのか分かりませんが、大変厳しい今の現況をなんとか打開して欲しいと願います。