9月に入っても不安定な天気が続いています。前日まで晴れマークの天気が朝起きたら小雨になっていて、そのまま結構な雨が降り続くことがあります。ゴルフを快晴な天気の中ですることの方が珍しくカッパを着てプレーする方が多くなっています。
牧会計事務所 所長の牧です。
8月8日閉会した東京オリンピックでは、日本人選手によるメダル獲得が金メダル27個、銀メダル14個、銅メダル17個の合計58個となり過去最多記録を更新しました。
また9月5日に閉会したパラリンピックでは、金メダル13個、銀メダル15個、銅メダル23個の合計51個は過去最多だった2004年アテネ大会に次ぐ、2番目となるメダルを獲得でした。
メダリストに対して公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)から支払われる報奨金は非課税となります。
JOCでは、オリンピックメダリストへの報奨金としては金は500万円、銀は200万円、銅は100万円、公益財団法人日本障がい者スポーツ協会(JPSA)では、パラリンピックメダリストに対し金300万円、銀200万円、銅100万円を支払うこととしています。
一般的な報奨金が所得税の課税対象となる一方で、これらJOCやJPSAから支払われる報奨金は、所得税法上全額が非課税とされています。
令和2年度税制改正では、オリンピック金メダリストへの非課税限度額が300万円から500万円に引き上げられるとともに、JPSAに加盟している各競技団体から支払われる報奨金についても新たに非課税措置が設けられました。
これにより、今回の東京オリンピックから、各競技団体から支払われる報奨金の非課税限度額は、金は500万円、銀は200万円、銅は100万円とオリンピック・パラリンピック共通になりました。
団体競技の野球とかソフトボールの報奨金は各人がそれぞれ貰えるのか団体でもらえるのか?
選手ひとりづつ全員にもらえます。
野球は24人なので総額が1億2000万円になります。報奨金はもちろん監督やコーチはもらえません。
では、一番たくさん報奨金がもらえる国は
報奨金最高額はシンガポールで、金メダリストには73万8000ドル(約8040万円)が支給されます。
続いて多いのは台湾で、金メダリスト報奨金は71万6000ドル(約7800万円)!
日本とはけた違いです。
報奨金は非課税ですが、勤務先の所属企業から支給された報奨金は、給与所得として源泉徴収が必要になったり、メダル獲得のお祝いとして勤務先以外の企業や自治体等から報奨金を受け取る場合は、一時所得になります。
3年前には、マラソン日本新・設楽悠太選手に1億円の報奨金が支払われました。日本実業団陸上競技連合が3年前に設けた報奨金制度で支払われた1億円ですので、設楽選手は一時所得で税金を支払ったのでしょう。
報奨金の使い道はどのようなのでしょうかね?
前に丸山桂里奈さんが報奨金の使い道について「なんか、いつの間にかなかったんですけど」とコメント。「200万円ってこんなになくなるもんなの?」と驚いてしまうほどいつの間にか使い切ってしまったようです。
彼女の場合は特別なのかも