あけましておめでとうございます!
えっ?年が明けてもう3週間も経っているのに、今更?って声も聞こえてきそうですが、そんな堅い事をいわずに。。。
年明けから3週間の間に一つ歳を取ってしまった牧会計のお局事務員です。
ところで、皆さんはどんなお正月を過ごされましたか?
お局は年末に申し込んでいた「マクドナルド福袋」の抽選で当選していたので受け取りに行って来ました。
福袋と言えば百貨店で徹夜組が出来る年始の風物詩となっていますよね。
テレビでは年始の初売りを待つ長い列や、開店した後の争奪戦など、テレビで「年始早々怪我しないようにね」と心配になってしまう取り合いの光景が映し出されています。
そこで「福袋」っていつからあるの??と五十数年生きてきて知らない事だったので、ちょっと調べてみました。
福袋はどうも江戸時代に誕生したようです。三越百貨店の前身、日本橋の越後屋が1年の持ち余りの生地を袋に入れて売り出した「恵比寿袋」が評判になって始まったとされているようです。
(一部には現在の大丸松坂屋百貨店の前身の「大丸呉服店」が始めたと言う説もあるそうです)
最初は福袋と言うネーミングではなく、恵比寿袋と呼ばれていたらしく、大丸百貨店の前身「大丸呉服店」で10月に行われる「えびす講」と初売りと同様に大売出しをして、越後屋と同様にハギレを入れた福袋を販売したと言う記録が残っているそうです。
えびす講は商売繁盛の神様、恵比寿様を祀って商売繁盛を願う行事、旧暦の10月に全国の神様が「出雲大社」に行ってしまって、各地域から神様が居なくなってしまった時に「留守神」として、守ってくれているのが恵比寿様だそうで、ありがたい神様ですよね。
ちなみに福袋の大きな袋は、もうお一人の七福神の「大黒天様」が持っている大きな袋を指していると言う事でした。
恵比寿天と大黒天は対となる神様で、お二人とも商売繫盛の神様として知られています。江戸時代の人々はその御利益に預かりたいと言う意味でも「福袋」をこぞって買い求めていたのかもしれないなぁ。。。とお局は想像しています。
福袋は海外でも「happy bag」や「mystery bag」と言う名称で販売されているようです。
中身を想像してワクワクしながら開ける楽しみは世界共通なんですね★
ただ、コロナ禍で密を避ける為に、日本ではお局が買ったような「先行予約抽選販売」を多く行っているお店が多いようです。
福袋受取の時にマクドナルドの店員さんが「おめでとうございます」と言って渡してくれたので、「今年はきっと良い事があるぞぉ」と単純なお局はホクホクしてお正月を過ごす事が出来ました。
追伸 お局は決してマクドナルドの回し者ではありませんので、あしからず★★