2022年10月13日 8:00 am

10月になり、日が暮れるのが早くなりました。日中はまだまだ暑いですが、夕方からは急に寒くなり、服装に困る今日この頃です。おはようございます。名古屋市名東区 牧会計 中山です。

最近、私の知人ですが国税庁を名乗るものから不審なメールを受信したと中身を見せてもらいました。

そのメールには、「滞納されている税金があるので、納付していただかないと財産を差し押さえます」というものでした。振り込め詐欺のメールです。

速やかに削除するように伝えました。

国税庁(国税局や税務署)は、差押えや罰則等に関するメールを送信することはありません。

e-Taxを利用されている方のなかで、メールアドレス登録している方は、「税務署からのお知らせ」等のメールを受信されていらっしゃいますが、偽装や内容が酷似したメールを受信された場合は取り扱いにご注意ください。

 メールだけではなく、税務職員を名乗り、マイナンバー制度の調査として年齢、家族構成、預金残高、口座情報を聞き出そうとする電話もあります。このような不審な電話がかかってきた場合は、すぐに答えることはやめて、相手の税務署名、所属部署、氏名、電話番号を確認したうえで電話を切ってください。国税庁のホームページから最寄りの税務署の電話番号を調べ、税務署の総務課に問い合わせください。

令和4年9月末時点で、マイナンバーカードの交付枚数は、全国で49.0%です。

マイナンバーカードを持って見えない方に、令和4年7月26日以降、9月上旬にかけて、交付申請書が地方公共団体情報システム機構から順次郵送されました。また、マイナポイント付与対象となるマイナンバーカードの申請期限が当初の令和4年9月末から令和4年12月末まで延長されました。

これに便乗した不正な勧誘や個人情報の取得にご注意ください。

最近の報道では、令和6年には、現行の健康保険証を原則廃止して、マイナンバーカードを保険証として利用する方向で政府が調整を進めているそうです。

マイナンバーカードは、e-Taxなどの電子申請、本人確認のときの公的な身分証明書として利用や、住民票などの取得が、市役所等に出向かなくても近くのコンビニなどでできるなどのメリットがあります。

しかしながら、盗難や紛失した場合は、マイナンバーカードが悪用されたり、登録してある暗証番号が知られたら不正アクセスされる恐れもあります。くれぐれも取り扱いには注意したいです。

 

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