寒さが増してきました。私は、月曜日は休肝日で火曜日から日曜日まで6日間はほとんど晩酌をします。休肝日に合わせて、毎週月曜日は中学の同級生と一緒にゴルフの練習をするのです。暖かい季節はハイボールばかりでしたが、段々と寒くなると焼酎のお湯割りが飲みたくなります。
牧会計事務所 所長の牧です。
そこで今回は、焼酎のお話をさせて頂きます。
国税庁が発表した2020年度の国内酒類消費量は、約782万7600キロリットルと、前年度比3.7%減少しました。減少するのは5年連続で、800万キロリットルを割り込みました。酒離れや消費者嗜好の多様化などにより厳しい状況下、新型コロナウイルス感染拡大の影響で外食産業向けの販売が激減し、酒類業界は打撃を受けています。
このようななか、リキュール(前年度比6.7増)やスピリッツ(同15.4%増)、甘味果実酒(同8.3%増)は、缶酎ハイや缶カクテルなどの飲料市場の拡大やコロナ禍による”巣ごもり需要”もあって、それぞれ消費量は増加、伸び率も上昇傾向にあります。
一方、焼酎消費量は前年度比4.1%減の約72万4900キロリットルと3年連続で80万キロリットルを割り込みました。2007年度は100万キロリットルを超えていましたので、そのころから比べると約30%減少しています。
焼酎メーカーの売上ランキングは、10年連続で霧島酒造がトップとなりました。主な商品は黒霧島、白霧島、赤霧島などがあります。私も甘味があって、コクがある赤霧島をいつも買って飲んでいます。このような有名な主力商品がある霧島酒造もコロナ禍による巣ごもり需要による個人向けの販売は堅調でしたが、度重なる緊急事態宣言により、居酒屋やレストランなどの業務用が伸びなかったため、前年度比4.1減となりました。
売上ランキング上位は、有名な主力商品がある焼酎メーかーで、”いいちこ”で有名な三和酒類が第2位でした。”大分麦焼酎二階堂”の二階堂酒造は第6位、”さつま白波”などの薩摩酒造は第7位となりました。
焼酎はそれぞれに良さがあって、色々な焼酎を飲んでいるのですが、私が長く飲み続けているものは長崎県玄海酒造の麦焼酎”壱岐スーパーゴールド”です。色が琥珀色で綺麗、華やかな香りがあり、それでいてあっさりしています。値段もお手頃なので機会があれば是非一度飲んでください。
私は、最近はふるさと納税の返礼品として利用しています。