確定申告

令和５年になり、約２週間が過ぎようとしています。年末年始休暇のゆったりとした気分がようやく抜けて、平常どおりの生活が戻ってきました。本年もよろしくお願いいたします。名古屋市名東区　牧会計　中山です。

今回の年末年始は、令和２年にコロナ感染症の流行が始まってから３年ぶりの帰省となりました。帰省をしなかった３年間は、親、兄弟、友人と電話やリモート、手紙などで、連絡を取りあっていました。直接あっても印象はそう変わらないかと考えていましたが、視線を合わせての会話は温かいものでした。まだまだコロナ感染症の流行する前の生活には戻りませんが、少しづつでも戻れるように感染予防に気を付けたいです。

さて、令和５年の税務ではインボイス制度が１０月から始まります。　制度開始時（令和５年１０月１日）にインボイス発行事業者になるためには、原則として令和５年３月３１日までに登録申請が必要となります。登録を受けるかどうかは事業者の任意です。事業実態にあわせてインボイス発行事業者の登録を受けるかどうかをご検討ください。

また、年が明けると所得税の確定申告が迫ってきます。令和４年分の確定申告書の税務署の受付は、下記のとおりです。

マイナンバーカードを取得された方が昨年度末で全国で約５７％を超えてきました。マイナポイントがもらえるマイナンバーカードの申請期間が令和５年２月末まで延長となりました。

スマートフォンとマイナンバーカードで、ｅ‐Ｔａｘを利用することもできます。ｅ‐Ｔａｘを利用することで、確定申告書を税務署に持参あるいは郵送する手間がかからない、本人確認書類の提示又は写しの添付が不要になるメリットもあります。

マイナンバーカードを取得には、約１か月かかるといわれています。カードをこれから取得される方で、今回の確定申告で利用されたい場合は早めの申請をされると良いかと思います。

納付方法として、現金納付、口座振替、クレジットカード納付、インターネットバンキング等からの納付がありました。

令和４年１２月１日からはスマホアプリでの納付も始まりました（１回の納付で利用上限金額は３００，０００円）。

ネットやアプリはとても便利ですが、国税庁ホームページのなりすましや国税庁を名乗る不審なメールも増えています。詐欺被害等にあわないようご注意ください。