2023年1月19日 1:27 am

最近、日中は暖かい日があります。冬が苦手な私にはありがたいです。

牧会計事務所 所長の牧です。

ようやく年末ジャンボ宝くじの結果を見ました。毎年の恒例で買うことはしても、いつも結果を見るのが面倒くさいなり正月休み明けとなってしまいます。今年の結果は、5等10000円が1本、6等3000円が1本、7等300円が13本ですのでまあまあだったのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

令和5年度税制改正大綱が発表されました。注目は、毎年話題にあがっている資産課税の暦年贈与です。廃止になるのではないかという憶測もあったのですが、廃止にはならないようです。以下のようになります。

 

相続又は遺贈により財産を取得した者が、相続の開始前3年以内に被相続人から贈与により取得した財産がある場合には相続税の課税価格に加算します。この相続開始前3年が7年になるようです。被相続人が高齢になって慌てて生前贈与をするのに相続開始前の3年でも長いと思っていましたが、7年になると慌てての生前贈与は無理でしょう。被相続人が高齢になる前に計画を立てて贈与する必要があります。

 

 

 

 

 

 

ただし、相続開始前3年以内に贈与により取得した財産以外の財産については、その贈与財産から100万円を控除した残額を加算するようです。つまり、4年前から7年前の贈与については贈与財産から100万円を引いてくれます。100万円の生前贈与であれば加算額はありません。

 

その他では大きく変わったところでは、NISA制度です。職員が年末にブログでNISA制度について書きましたが少し付け加えさせていただきます。。つみたてNISAからつみたて投資枠に、一般NISAから成長投資枠と名称が変わります。非課税投資枠は職員の説明どおり、最大で1800万円までですが、売却したりして1800万円の枠を下回った場合は追加で1800万円に達するまで非課税枠で購入することが出来るようになります。

ただし、成長投資枠については、最大1200万円までで、1800万円まで成長投資枠だけで使うことは出来ません。

非課税保有期間は、今まではつみたてNISAが最大20年、一般NISAが最大5年(ロールオーバーという面倒な手続きをすれば5年以降も非課税保有が継続できる)でしたが、これからは両方とも何の手続がきなくても無期限になります。

 

NISA制度は、複数の金融機関や証券会社では出来ないので、ご自身の投資スタイルに合った商品がある金融機関等を選択することが必要になります。

 

私も今回の制度改正で、NISA制度を最大限に利用したいと思います。これを機会に某金融機関にNISA登録をしていましたがあまり良い商品がないので違う証券会社に変更しました。

 

投資ですので損失も充分にあります。勧められるままでなく研究して理解して投資しましょう。

投資は自己責任です。

 

 

 

Categorised in: