戸籍法の改正案

 

 

朝晩はまだまだ肌寒い日がありますが、昼間は暖かくお花見日和が

続いています。

 

名古屋市名東区　牧会計事務所の近藤(女)です。

 

今週末が桜の見ごろと思われますが、入学式には散ってしまいそうで残念です。

最近は入学式の写真も前撮りで、制服が届き次第記念撮影をする人が

多くなっている様です。

我が家の近くに桜並木があって、小学校や中学校の通学路に当たる道が

映えスポットです。

今年も早めに記念撮影をしている姿を見かけました。

息子の小学校の入学式は桜吹雪の中での写真撮影でした。

前撮りは考えなかったので、ありのままの桜でしたが

桜吹雪もそれはそれで良かったと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年度に改正案が出ているのが、戸籍の氏名に「読み仮名」を必須として

読み方の基準を定めるというものです。

 

今は戸籍や住民票に読み仮名は記載されていません。

市区町村が住民票や戸籍を管理する為に使っている読み仮名は

出生届に基づき住民基本台帳に記載されたものを、データを管理

検索する為に利用されているだけで、それが正しいとも言えないそうです。

 

改正戸籍法が施行されると　1年間、住民から戸籍に記載する読み仮名を

受け付ける予定だそうです。

届け出がなければ職権で記載するとの事。

 

いつも「近藤」は「こんどう」と読んでいるけど

もしかしたら住民基本台帳は「ちかふじ」になっているかもしれません。

 

仕事で必要があり、「中島」さんという方に

「なかしま」さんですか、「なかじま」さんですかと尋ねたところ

最近結婚した旦那様の苗字なので、どちらなのかわかりません。

と言われた事があって驚きました。

いままでの戸籍法ですと　どちらを使っても問題なかったという事ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今は、役所によって手続きに差があるようですが

名古屋市は本人による電話か、「フリガナの修正申出書」を区役所に

出せば修正できるそうです。

 

戸籍法改正後は、読み仮名を変える場合、家庭裁判所での手続きが

必要となる見通しだそうですので、　いつも読み間違えられて

不便を感じている方は変更を考えてみては如何でしょうか。

但し、読み仮名を変更すると　銀行口座やクレジットカード、保険など

フリガナで管理されているものは変更手続きが必要となります。

 

氏名がヘボン式ローマ字で表記されるパスポートは原則として、

一度取得した後に表記だけを変更する事は出来ない様です。

自分の氏名の読み仮名が、今自分が使用している読み仮名であって

欲しいものです。