こんにちは。
牧会計のお局事務員です。梅雨真っ只中、ジメジメした季節が続いていますが、皆さんは体調はいかがでしょうか?
お局は年齢のせいにするではないですが、やはりこの時期はあまりテンションが上がらない日が続いています。
なので大人しく家に帰ろうとして地下鉄を降りると、「血が足りません。献血のご協力をお願いしま~す。」とプレートを掲げながら呼びかけている人と目が合ったような感じがしたので、たまにはと献血に行って来ました。
(女性は400ml献血は年に2回、男性は年3回しか出来ない決まりがあります)
偶然6月14日は「世界献血デー」だったらしく、記念に自分の血液型の「血液バックキーホルダー」をもらったのですが・・・う~ん★★デザインの感想は人それぞれだと思いますが。。。
そこでフッと思い出したのですが、以前お局が住んでいた名古屋市内某所は昔は日雇いの方が多く集まる場所で、仕事に付けなかった人がパンと牛乳と引き換えに血を抜いていたと聞いた事があります。ちょっと怖いエリアだったようです。あくまで昔の話ですが。。。
ちなみに、献血の歴史ってご存知ですか??
当然最初は血を備蓄する献血と言う概念ではなく、輸血から始まったようです。ただ、人から人ではなく、子羊の血を輸血した事が輸血の始まりだとか・・・??それが1600年代の話だそうです。
4人目に輸血をした人が副反応で死亡して輸血が禁止されたそうです。
それ以前に子羊の血を人間に入れる事を何故思いついたのでしょう??疑問です★
で、当然ながら輸血は禁止されて、1800年代に今度は子供を産んだばかりの産婦さんに夫の血液を輸血して少数の人の命を助ける事ができたそうですが。。。なんと血液型が発見される前の事のようです。ホントに一か八かの治療だったのでしょう。
1900年にやっと血液型が発見されたのですが、最初はA型、B型、O型の3種類、その1年後にAB型が発見されて今の血液型が揃い、40年後にはRh式血液型が同じウィーン大学のグループに発見されて、血液型による輸血方式が確立されたみたいです。
1914年-1915年第一次世界大戦が始まった頃にはクエン酸ナトリウムが輸血用の血液の抗凝固剤として利用できることが報告されて、傷を負った兵士の方々に保存血が使用されたらしいのですが、戦争が血液の保存技術を高める結果となったのは少し悲しい気がします。
1937年にシカゴの病院が院内に血液銀行を設立し、保存血の製造・供給を始めた事がきっかけで、大量の血液を保存して供給出来る今の状態に近い輸血方式が確立しました。
その後の第二次世界大戦で傷ついた多くの兵士の命を救う事が出来たようです。。。
当然多くの命が輸血によって救われたのは事実なのですが、献血の歴史を調べてみると、戦争が起こった事で技術が発展した。そんな悲しい事実を知ってなんだかなぁ・・・と考えてしまう部分があるのはお局だけでしょうか?
まぁでも、血がなければ救える命も救えないかもしれない!!
ほんの少しだけですが、献血する事で人のお役に立つ事が出来てるよね。と思いながら献血センターを後にしたお局なのでした☆彡