2023年9月13日 9:06 pm

 

9月に入っても暑い日が続きましたが、ここへ来て朝晩が涼しくなりました。

やっとエアコンがなくても過ごせそうです。

 

名古屋市名東区 牧会計事務所の近藤(女)です。

 

令和6年4月1日から相続登記の申請が義務化されます。

正当な理由がなく義務に違反した場合、

10万円以下の過料が科される事があるそうです。

 

法務省のホームページを見ると

所有者不明土地の解消に向けての事だそうです。

登記簿を見ても所有者が分からない土地の面積は、

全国で九州本島の大きさに

匹敵するともいわれているとか。

 

相続登記とは、不動産の所有者が亡くなった場合

相続人が不動産の所有権を

相続した旨を報告し、所有権移転の登記をすることです。

ただ所有権の相続と言っても、相続には

  • 遺言書による相続
  • 遺産分割協議による相続
  • 法定された割合による相続

とケースにより、必要な登記や書類が異なります。

 

相続財産が多い場合は相続税の申告が必要であり

税理士や司法書士などの専門家に相談する必要があると思います。

ですから、登記手続きをしないという事は起きないのでしょう。

しかし、

相続財産が基礎控除額以内であれば

 

3,000万円+600万円×法定相続人 = 遺産に係る基礎控除額

 

相続税の申告は必要ありません。

 

ですから、相続登記をしないままになってしまった。

という場合が多いと思います。

聞いた話によりますと、親が県外の別荘を買っていたが

行った事も聞いた事もなくて別荘の管理者から連絡が

あって驚いたとか。

まだ連絡があればわかりますが、そうでなければそのままに

なって 所有者不明の土地になっていた事でしょう。

 

法律が改正されると、令和6年4月1日以前の相続であっても

相続登記がされていないものは、義務化の対象になります。

なるべく早く登記をした方が良いと思います。

 

しかし、相続登記には沢山の書類が必要です。

私事ですが、7月に父が亡くなり この相続登記なるものが

必要となりました。

また凍結した銀行口座を解約するにも同じ様に書類が必要でした。

 

 

 

 

 

 

私の場合は 遺産分割協議による相続です。

まず、戸籍関係の書類です。

亡くなった方の 生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本が必要です。

死亡の記載のある戸籍から古い戸籍にさかのぼって行きます。

 

春日井市から名古屋市 名古屋市の中で婚姻による新戸籍

名古屋市から中津川市… 中津川市?

聞いた事もありませんでした。

 

最近の戸籍はコンピューター化されていてわかりやすいのですが

古い戸籍は手書きで 達筆で 旧字で と解読困難でした。

でも、分かった事は

父の祖父が 戸籍の戸主で 子供が結婚して妻が戸籍に入る場合は

戸主の子の「婦」 子供が生まれたら「孫」と戸籍には載っていました。

 

昔はこれが普通だったのかもしれませんが、私は初めて見ました。

 

手続きで必要なのは、遺産分割協議書です。

専門家にお任せするほどの資産はありませんので

法務省のホームページにあったものを見本に作りました。

 

その他にも印鑑証明書などの書類が必要ですが

 

法務省のホームページには手続きの仕方が

丁寧に記載されていました。

 

これで、相続登記が出来そうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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