今年の冬は暖冬傾向にあると報道されていますが、その通りで12月中旬ですが、例年と比べると寒さを感じず、すごしやすい日が続いています。すごしやすい日が続きますが、インフルエンザなど風邪の流行もしております。皆様、お気を付けください。おはようございます。名古屋市名東区 牧会計 中山です。
令和5年も残すところ、後15日余りとなりました。年齢を重ねるたびに、1年がアッという間に過ぎていきます。目標や夢をかなえるために日々の生活を自制心をもってすごしたいのですが、忙しさに流されたり誘惑に負けてしまいがちな自分を、来年(令和6年)は改めたいと考えています。
さて、(公)日本漢字能力検定協会から「今年の漢字」が12日に発表となりました。今年は「税」でした。「税」が選ばれたのは、9年ぶり2度目だそうです。9年前といえば、平成26年(2014年)4月に消費税率が5%から8%に引き上げられた年でした。
今年は、一年を通じて、「税」に関する話題が多かったような気がします。
防衛費の増額のために法人税、所得税、たばこ税の 見直し議論が国会で行われました。最近の報道では、増額時期は先延ばしになりそうです。
10月からは、インボイス制度が開始されました。インボイス制度による経理負担の増加を感じる人が多いと報道されています。
酒税法も改正され、第三のビールが増税されビールが減税されました。ふるさと納税のルールも変更されました。
税収増の還元として、所得税と住民税とあわせ、一人当たり40,000円の減税を実施することが内閣から発表されました。また、児童手当の対象を高校生まで拡大することに伴い、16歳から18歳の子供がいる世帯を対象とした、所得税と住民税の扶養控除の縮小が議論されています。「住宅ローン減税」、「ひとり親控除」、「生命保険料控除」の見直しも議論されています。
令和6年からは、新しいNISAが始まります。また電子帳簿保存法の改正により、電子取引の書類の紙保管の宥恕期間が令和5年12月31日で終了し、電子取引の書類は、電子データのまま保管することが義務化となります。
国会議員の政治資金問題が、今一番世間を騒がせているように見えます。「納税」は国民の義務ですが、税の使いみちにも関心を持っています。「増税」だ「減税」だと国会で議論されますが、国民から集めた「税金」を、適正かつ公平に再配分される国であってほしいです。