2024年6月7日 9:00 am

6月に入りました。まもなく梅雨入りです。湿度や気温も高くなり、家の中に、カビが発生したり増殖しやすい季節です。通風環境を整え、水回りなどこまめな掃除をして梅雨の時期を乗り越えましょう。おはようございます。名古屋市名東区 牧会計 中山です。

来月は、いよいよ20年ぶりに新紙幣が発行されます。紙幣の偽造を防止するため、デザインも一新されます。新紙幣の肖像に選ばれた人は、渋沢栄一(一万円札)、津田梅子(五千円札)、北里柴三郎(千円札)です。

「日本が世界に誇れる人物で、一般によく知られていること」「偽造防止の目的からなるべく精密な人物像の写真や絵画がある人物であること」が紙幣の肖像に選ばれる人の条件だそうです。

昭和59年(1984年)福澤諭吉(一万円札)、新渡戸稲造(五千円札)、夏目漱石(千円札)が発行されました。福澤諭吉は一万円札の肖像として約40年以上続いています。40年以上続いていますが、私の中の高額紙幣の肖像といえば「聖徳太子」です。子供の頃の紙幣のイメージがいまだに残っています。当時は、聖徳太子(一万円札)、聖徳太子(五千円札)、伊藤博文(千円札)、岩倉具視(五百円札)の3人でした。皆様は、どの人物を思い出しますでしょうか。

今回、発行される新紙幣は、偽造を防ぐため様々な技術(見る角度によって肖像が回転する3Dホログラムなど)が取り入れられているそうです。新紙幣が発行されても、福澤諭吉(一万円札)、樋口一葉(五千円札)、野口英世(千円札)は今まで通り使用できます。「現在持っている紙幣が使えなくなります」といった詐欺行為には十分ご注意ください。

また、今回の新紙幣発行に伴って、金融機関のATM、自動販売機、券売機、自動精算機など新紙幣対応の更新作業が進んでいます。費用がかかることですので、これを機会にキャッシュレス決済が拡大する動きも見られます。キャッシュレス化といえば、税金もキャッシュレス納付が進んでいます。国税庁は、令和6年5月以降は、e-Tax を利用して申告書を提出している法人等については、紙の納付書の事前送付を取り止めました。その代わりではないですが、「ダイレクト納付」「インターネットバンキング納付」「クレジットカード納付」「スマホアプリ納付」など様々なキャッシュレス納付方法が増えています。

自宅や会社から納付手続きができるので便利ですが、「税務署からのお知らせ」を装った不審なメール、ショートメールなどがあります。ご注意ください。

 

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