こんにちは。
牧会計のお局事務員です。
今日は20年ぶりの「新紙幣の発行日」ですよね。
朝のニュースでも、新1万円札の顔に選ばれた渋沢栄一の出身地の埼玉県深谷市で日付が変わる午前0時にくす玉を割ってお祝いする映像が流れていました。
昨日までの20年間で「行かないで~諭吉さん」「カムバック諭吉さ~ん」と実際に叫ばれた方、叫ばなくても一度くらいは心の中で思われた方は多いのではないでしょうか?★
そして諭吉さんは本当に旅立ってしまいました・・・
そこで当然ながらですが、今日の話題は「新紙幣の顔」に選ばれた3人はどんな人??をテーマにしたいと思います。
まずは1万円札の顔、渋沢栄一さんについてです。
お局は前のブログで「東の渋沢、西の五代」と言われた近代日本の経済の礎を築いたお2人の内の1人です。
「近代日本資本主義の父」とも呼ばれて、日本銀行を作った事は有名です。
それだけではなく、500社以上の企業や団体の設立に携わっています。
東京株式取引所の設立にも関わっていて、今日は御祝相場だからでしょうか?日経平均株価が前日より一時600円超、終値でも500円超の値上りとなっています。まさに祝!!ですね。
そして、それだけではなく、日本赤十字社の設立に深く関わったり、慈善活動や文化支援活動にも尽力を注ぎました。
おまけに江戸時代最後の将軍の「徳川慶喜」の伝記の編纂もしていた。と書かれていました。
名言の一つに「人生は努力し続けた人が成功する」と書いてありました。
考え方、バイタリティー、惜しまない努力。どんだけ凄いの~渋沢さん!!
次は5000円札の「津田梅子さん」
一言でいうと、女性の教育に64年の生涯を捧げた人と言うイメージですよね。
何と6歳で岩倉使節団に随行してアメリカ留学に行く・・・えっ??6歳って?
今の小学1年生の年齢ですよね?何で?と思ってしまうのはお局だけでな無いと思います。
行けた理由は、端的に言えば彼女のお父さんが幕府の通訳を務めていて、生まれながらのお嬢様だったから★なのです
が・・・
きっかけはどうであれ、彼女が恵まれた環境に甘んじず、「自分と同じような教育の機会を女性に与えたい」と努力をした結果、女性の為の大学設立を目指して35歳のときに「女子英学塾」を開校するに至りました。
やっぱり凄い人ですね・・・
最後は1000円札、北里柴三郎さん
ペスト菌を発見した事で有名ですね。
ちなみに「ペスト」とはヨーロッパで大流行したペスト菌による伝染病で、皮膚が黒くなって亡くなるので「黒死病」とも言われていました。病気のルートはネズミなどのげっ歯類からノミを介して感染して、咳などによる飛沫感染でヒトからヒトに伝染してしまう怖い病気です。
北里柴三郎さんは香港で、この病気の原因を発見し、血清療法:けっせいりょうほう)を発明したそうです。
多くの人の命を救った人なんですよね・・・
お局の住む愛知県には「博物館 明治村」という施設があります。そこに大正4年に建設された「北里研究所本館・医学館」が移築されています。
この研究所は顕微鏡による観察を良好な条件で行えるように、研究の為の部屋は光の変化が少ない北に面して作られていたようです。
愛知県に来られた際には、ジブリパークだけではなく、ぜひ明治村も訪れてみて下さいね。