路線価上昇、日経平均最高値

梅雨の中休みと言われていますが、休み方がずさんなのか猛暑に見舞われています。命がけのゴルフ、汗だくの犬の散歩、寝苦しい夜。突然襲ってきた猛暑に夏好きの私でも体がついていきません。早く梅雨が再開して欲しいと願っています。

牧会計事務所　所長の牧です。

新型コロナウイルス禍から不動産市況の回復が加速しています。２０２４年１月１日時点の路線価が７月１日に発表され、２９都道府県で平均値が上昇しました。路線価は主要道路に面した土地１平方メートルあたりの標準価格で、相続税や贈与税の算定基準となります。全国平均は前年比２.３％の上昇で、伸び率は前年から０.８ポイント拡大しましました。コロナ禍前より１.６％上回りました。

路線価が全国で最も高くなったのは、３９年連続で東京銀座５丁目の”銀座中央通り”で１平方メートル当たり４４２４万円、１坪がなんと約１４,６２５万円になりました。１坪を持っているだけで相続税の対象になってしまいます。路線価の上昇率の高いところは、訪日外国人（インバウンド）増加でリゾートホテル開発が進んだ沖縄の宮古島や、スキー場への外国観光客の増加で長野県白馬村は前年比３２．１％上昇しました。

今後も路線価は上昇するとことでしょう。そうなると相続税評価額も上昇して相続申告の対象者も増加することになります。

７月４日、日経平均株価が史上最高値を更新して４万０９１３円６５銭になりました。東証プライム市場の時価総額は１０００兆円に到達しました。最近は、株主還元に積極的な企業が多くなり、特に自社株買いをする企業が増えました。自社株買いをすると１株当たりの純利益が上がりPER（株価収益率）が下がりり株価が割安と判断され、買われやすくなります。自社株買いをする企業の株価は上昇して最高値を付けいています。その他、海外のAIや半導体企業を買収して海外で稼ぐ力を磨いている企業の株価も上昇して最高値を付けています。

私が１５年以上前から持っていて少しづつ買い増しをしている株も最高値を更新しました。銘柄は秘密ですが、その企業も自社株買いをしていて有名な投資家の海外の投資ファンドに目が留まり急激に株価が上がりました。さらに株価の分割もして買いやすくなったので増々値上がりすることを期待しています。他の所有株も１５年以上ほったらかしですから、自然に上昇しています。毎日の値動きなど気にせず適当に投資をしていたのが良かったみたいですね。