2024年7月19日 9:00 am

昨日(18日)に気象庁から東海地方が梅雨明けしたとみられますと発表がありました。30度を超える厳しい暑さが続きそうです。熱中症など健康管理に十分に注意して夏を乗り切りたいです。 おはようございます。名古屋市名東区 牧会計中山です。

今年(令和6年)は所得税の定額減税が実施されます。令和6年6月1日以後最初に支払う給与等の源泉徴収税額から行われ、先月の給与で減税額をすべて控除されたかたもいらっしゃるかと思います。6月の給与等で定額減税額を控除しきれないかたは、7月以降の給与等で順次控除されていきます。

また、定額減税は「所得税の予定納税」でも取り扱われます。

所得税の予定納税は、予定納税基準額が15万円以上となるかたが本年分の税額の一部を前もって納める制度です。{予定納税基準額は、令和5年分(前年)の所得税等の申告納税額と同じ金額になります(一部例外あり)}

該当される方は、税務署から「令和6年分所得税及び復興特別所得税の予定納税額通知書」が届いたかと思います。

予定納税額は、予定納税基準額の3分の1の金額を、第1期分と第2期分の2回に分けて納めます。令和6年分の予定納税額は、第1期分から本人分の定額減税額30,000円が引かれています。

予定納税基準額が181,800円の場合、

例年だと第1期分60,600円と第2期分60,600円の合計121,200円ですが

令和6年は第1期分30,600円と第2期分60,600円の合計91,200円となります。

予定納税額から同一生計配偶者や扶養親族1人につき3万円の定額減税の額を引く場合は、予定納税額の減額申請が必要となります。減額申請の提出期間は定められています。申請をされる方は期限にお気を付けください。

準確定申告書(年の中途で死亡した場合の確定申告など)を提出する場合も定額減税があります。令和6年6月1日以後に、令和6年分の準確定申告書を提出するとき、確定申告書の様式は令和5年分を使用するため、申告書の第一表「災害免除額」の欄に金額を入力し、申告書等送信票(兼送付書)の「特記事項」蘭に「令和6年分特別控除額 ✖✖円」と入力します。

6月から「定額減税」があり給与等の源泉徴収事務が煩雑になりました。デフレ脱却のため、賃金上昇が物価高に追い付いていない国民の負担を緩和するなら、給付金にしたほうがよかったのではないかと今でも思います。

 

 

 

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