2025年5月23日 12:52 pm

5月の半ばですが、もう梅雨入りをしたように雨の日が多くあります。しかし今後の梅雨は従前の梅雨のようにシトシト降るのではなく、一気に降ってすぐにやんで長く降るようなものではないとのことです。季節も変わってきてますね。

牧会計事務所 所長の牧です。

米国の著名投資家ウォーレン・バフェット氏が、自身が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイの最高経営責任者(CEO)を2025年末に退任すると表明しました。投資をやらない方でも名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?

そのすごさとは60年間のバークシャー株のリターン(年率換算)は約20%で、経営権を引き継いでから60年で株価を約6万7000倍に引き上げました。バークシャーの時価総額は約160兆円で日本1位のトヨタ自動車が約43兆円ですから約4倍もあります。

投資スタイルは長期投資”わからいなものには投資しない”のスタイルで、ITブームには乗らなかったためその後のITバブル崩壊でも被害がなく、ビットコイン等の仮想通貨にも投資はしませんでした。株価が安いときに集中投資をし、高い利益率を続けられる優れた会社を選んで長期に保有することで複利効果となり雪だるま式で投資益が増えていきました。

私も実はバフェット氏には恩恵を受けています。何年も前から”配当率は高いのに株価は置き去られている”日本の商社株を買い続けて長期投資をしていました。バークシャーの投資先のほとんどが米国企業でありましたが、2019年に三菱商事や伊藤忠商事など5大商社に投資を始めました。そのおかげで株価はいっきに値を上げたのです。バフェット氏様々です。今後日本の商社株を何十年も売らないと言っているので、今後も長期保有を続けていきたいと思います。

さて、そんな投資の神様のバフェット氏も94歳なので世代交代は当たり前のことです。バフェット氏が退いたあとバークシャーの投資スタイルが変わるかどうかが心配ですが、次期CEOのアベル氏は今後のバークシャーの投資スタイルは変わらないと言っていますのひとまず安心です。ぜひとも日本の商社株を長期保有してもらいたいです。

バフェット氏、長い間お疲れ様でした。

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