
こんにちは、牧会計事務所の西山です。
先日、高知県の肉吸い豆腐の記事を読み、これを食べに高知県へ行きたい!!と思い各サイトの高知旅行プランをせっせと見あさっていました。高知県はなかなか車抜きでは回りにくいエリアが多い様子。レンタカーか友人の車で行くとしても、まだまだ高値のガソリン代が気になる…と思っていたところにうれしいニュースが。
7月30日、ガソリン税の暫定税率の廃止をめぐり、与野党6党の国会対策委員長が会談し、各党の実務者で財源などの課題を検討したうえで、秋の臨時国会を念頭に必要な法案を成立させ、年内のできるだけ早い時期に廃止することで合意しました。
現在日本では、ガソリン1Lあたり、本則のガソリン税28.7円と暫定税率25.1円、合計53.8円の税がかかっています(消費税含まず)。
つまり、暫定税率が廃止されれば、ガソリン1Lあたり約25円、満タン(40L)なら約1,000円の節約になる見込みです。
さらに、トラックや営業車、運送業の燃料費が下がることで、物流コストが削減され、その結果、食品や日用品などの流通コスト上昇圧力が和らぎ、物価の上昇率(CPI)を0.1〜0.2ポイント程度抑えると考えられており、家計へのメリットも期待されています。
昨今、「若者の車離れ」が話題になっていますが、ガソリン代の負担が軽くなれば、すぐに車を買おうとはならないものの、サブスク型モビリティやカーシェアリングの活用は加速するはずです。また、旅の移動手段として車をより気軽に選択できるようになり、旅行先の幅が大きく広がります。暫定税率の廃止は、「動かない若者」が多い私たちZ世代の、旅やレジャーへの小さな後押しになるかもしれません。法案が無事通り冬が終わるまでに廃止され、高知の温かい肉吸いを楽しめますように。
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