今週で8月が終わり、来週からは9月に入ります。今までは9月と言えば秋で、朝夕はひんやりする日もあったような気がしますが、いまだに38度の日がありエアコンが手放せないです。まだまだ熱中症に気を付けなくてはいけませんね。
牧会計事務所 所長の牧です。
石破首相の支持率がどんどん低下しています。ビジュアル的には無理がありましたが、筋の通った話がひょっとしたらできるかもと期待をしていましたがやはりビジュアル通りだったかもしれません。話が長い割に決断が遅い、話し方が遅いので決断も遅い、どれをとっても総理には不適格だったのかもしれません。トランプ大統領も石破首相とは話をしたくないみたいです。それは、話が長くてイライラすると報道機関が言っていました。真相はどうかしれませんが遠からず当たっているでしょう。世界と交渉ができない首相では先行きが心配です。
石破首相と高校、大学の同級生のトヨタの豊田会長の発言には驚きました。”トヨタにやらせる”と言っていただいても大丈夫ですとトランプ米大統領に提案をしました。トヨタ車を逆輸入するだけではなく、日本国内での販売網が手薄な米国メーカーの車をトヨタの販売店で取り扱ってもいいと提案をしたそうです。
関税率が引き上げられて自動車や部品メーカーにとっては厳しい状況が続くとして、その解決策としてもこの米国生産車の輸入案には驚きました。前にGM車を売ったことはありましたが、自社の販売網に他のメーカーの車を販売をするとは思い切った考えです。美容クリニック大手の高須クリニックの会長がライバル会社のCMに出て、YESと言いましたが、実際に販売するとでは訳が違います。
本件はもちろんまだ「石破総理に提案した」という段階であり、これを日本政府がアメリカ政府に提案するかどうか、提案したとしてアメリカ政府が歓迎するかどうかも分からない。分からないとはいえ実現に向かうと面白い話になりそうです。こういうクルマ好きが喜ぶようなプランが交渉の糸口になるなら大歓迎です。日本政府は、ぜひアメリカ政府とトランプ大統領へ提案してほしいと思います。
関税に振り回されている日本の企業は政府に頼っていてはだめだという認識です。自社の企業努力で関税問題を解決していかなくてはならないと思っているでしょう。