今年も残すところ20日になりました。12月10日はノーベル賞の授賞式が行われました。
牧会計事務所 所長の牧です。
偉大な人を称える、世界で最も権威のあるがノーベル賞です。毎年、ノーベルの命日12/10に授賞式が行われます。
ノーベル賞の受賞者は世界中から集まります。毎年行われるノーベル賞ですが、候補者選びにはトータル1年もかかるそうです。ノーベルは遺言に「候補者の国籍は考慮してはいけない」と記していますので、国籍も人種も関係なく平等に選ばれるのです。集められた候補者は、4月頃をめどに20人まで予備候補者として絞られます。選考には、各賞によって担当が決まっています。20人まで絞られた予備候補者は、翌月5月には各5人まで絞られます。
最終選考に残った候補者の中から、もっともふさわしい受賞者を選び、10月上旬にようやく受賞者が決まる流れになっています。
2025年のノーベル賞では、大阪大学特任教授の坂口志文氏がノーベル生理学・医学賞を、京都大学特別教授の北川進氏がノーベル化学賞をそれぞれ受賞しました。日本人研究者が自然科学系3賞を同年ダブル受賞するのは10年ぶりです。両名は、12月10日の授賞式でメダルや賞金が授与されます。
賞金の税金はどうなるでしょうか?所得税は、原則として納税義務者に帰属する全ての所得に対して課税されますが、一定の所得に対して非課税規定が設けられていて”ノーベル基金からノーベル賞として交付される金品”もその対象となっています。
所得税が非課税となるノーベル賞の賞金については、”ノーベル基金から”交付されるものと限定しています。ノーベル基金からが授与する賞は、物理学、化学、生理学・医学、文学、平和に係るものであるため、この5分野の賞金は所得税が非課税となります。一方、経済学賞は、スウェーデン国立銀行が賞金を拠出しているので、経済学賞に係る賞金については非課税とならず、同賞金は”営利目的の継続的行為から生じた所得以外の一時の所得で、資産の譲渡等の対価として性質を有さないもの”として一時所得になります。