牧会計事務所 所長の牧です
今日は大晦日、2025年はあと少しで新年を迎えようとしています。今年を振り返ると色々な出来事がありました。大阪・関西万博が開催し”世紀の失敗”予想を覆し、大阪・関西万博の一般来場者数は2557万8986人。 ふたを開ければ、2005年の「愛・地球博」(2204万9544人)を上回りました。私は、行こう行こうと思っていましたが、どんどん入場者が増加して、簡単に行ける雰囲気ではなくなり結局行かずに終わってしまいました。
ドナルド・トランプ氏が、2期目の米大統領に就任しました。就任初日に、内政、経済、外交の各分野で42本の大統領令などに署名し、特にトランプ関税で世界中を震撼させました。同盟国にも容赦なく日本も相互関税10%と上乗せ関税24%、自動車関税27.5%をトランプ政権から提示され、直ちに交渉を開始した結果、7月に枠組み合意に達し、相互関税15%、自動車関税15%に落ち着きました。
10月4日の自民党総裁選で高市氏が選ばれ女性初の総理大臣が誕生しました。週明けの株価は大きく上昇しましたが、公明党が連立を離脱。高市総裁が首相に就任する可能性が低くなったことで、連休明けとなる14日の日経平均株価は1000円を超えて下落しました。維新との連立合意によって高市氏の首相就任が確実になると、市場はさらに強い反応を示しました。20日の終値は49,185円と大幅に上昇。首相指名選挙がおこなわれた翌21日には49,316円と、連続で史上最高値を更新しました。2025年の終値は、50,339円になり1年間で1万円以上も上昇しました。
税制面ではガソリンの暫定税率が廃止され、年末のガソリン価格は130円台になり大変安くなりました。所得税の基礎控除額が見直され、48万円から所得に応じて最高95万円になります。2026年には更に引き上げられ、年収の壁は178万円になる見込みです。我々税理士は、次々と変化する税制に適格に対応して行かなければなりません。
今後ともよろしくお願い致します。
今年1年、大変お世話になりました。皆様にとって良いお年をお迎えすることをお祈り申し上げます。