月日の流れは風のごとく、新しい年を迎えるに至りました。
洗濯ものは干しても乾くというよりは冷え切ってしまい、
愛犬は一番暖かいストーブの前で寝ころび、イビキをかいておりました。
少し時期をずらして友人と初詣に参りました所、新成人の方々の華やかな装いと
楽し気な笑い声が境内に響き渡り、こちらも和やかな空気で参拝することができました。
事務員Naです。
おみくじは「大吉」だったのですが、最後に
『少しでも我侭の気を起こして色や酒に溺れるな』との一文が。
お酒は飲めませんので、色を欲望とするならば、私の場合は食欲でしょうか。
胃腸に正月休みを与える暇もなく、常に何かを口に運んでおりましたので
神様から釘を刺されたのかもしれません。
さて、2026年は60年に一度巡ってくる“丙午”の年だそうです。
丙午に関する迷信は、江戸時代頃に庶民の間に広まったらしく、その発端の1つが
「八百屋お七」の物語。
恋人に会いたい一心で放火してしまい、その罪を問われて火刑に処された女性が
“丙午”の生まれだったため、この年に生まれた女性は「気性が荒い」などと
言われるようになってしまったそうです。
江戸時代の“丙午”の年は、1666年、1726年、1786年。
1786年は天明の大飢饉がおきた時期でもあり、不安定な社会情勢と自然災害が重なったこと。
また、当時の“大人しくて従順な性格”の女性たちとは正反対な
“気が強く、荒々しいまでに自分の意思を貫き通す”「お七」の悲恋は、
人々を魅了し、文楽や歌舞伎の物語として大流行したようです。
ちなみに“丙午”の年に生まれた方の離婚率、火事などの発生確率が特別多いということはなく、
このような迷信を裏付ける正確な根拠は存在しないとのことです。
炎には『1/fゆらぎ』という揺らぎがあり、そのリズムが心臓の鼓動や波の音と似ていることから
自律神経を整え、その温もりには人間の本能的な安心感を引き出す効果があるそうです。
例えるならロウソクの炎のような、暗く寒い夜の闇を優しく照らし出す
そんな安らぎが多くの方々に訪れる年になりますように。